高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の来月中の運転再開に向け、日本原子力研究開発機構は23日午前、安全協定に基づく事前協議願を福井県に提出した。原子力機構は同日午後、敦賀市にも事前協議願を出す。
内閣府の原子力安全委員会は22日、「運転再開は妥当」とした経済産業省原子力安全・保安院の評価結果を了承。運転再開に関する国の手続きは終了した。一方、もんじゅの耐震安全性に関する国の検証作業は継続中。県は国の耐震安全性の確認を強く求めており、3月中に再開に同意するかは流動的だ。
この日、県庁を訪問した原子力機構の岡崎俊雄理事長は「気を緩めることなく、再開に取り組んでいく」と話し、協議願を受け取った旭信昭副知事は「県民の立場で慎重に判断していく」と述べた。【大久保陽一】
【関連ニュース】
もんじゅ:運転再開を容認 原子力安全委 もんじゅ:再開を容認 「安全性確認検討会」が評価書了承 高速増殖炉もんじゅ:運転再開の3者協議、経産相受け入れ もんじゅ:評価報告おおむね妥当 原子力安全委PT 高速増殖炉「もんじゅ」 ・
「吾妻中央病院」を経営、群馬の医療法人が民再申請(医療介護CBニュース)・
コシヒカリ超えろ…新潟県、新品種を石垣島で栽培(読売新聞)・
がん性突出痛治療剤を承認申請―協和発酵キリン(医療介護CBニュース)・
「撮り鉄」問題で大阪府警が見分=鉄道営業法違反で立件も(時事通信)・
五木寛之さんが直木賞選考委員辞意(時事通信)