山口大の公的研究費を巡る不正経理問題で、納入業者と約1億3000万円分の不正取引をしたと指摘されている大学教授が、少なくとも約2000万円を私的に流用していたとみられることが大学側への取材で分かった。大学は10日にもこの教授を詐欺容疑で刑事告訴する方針だ。
同大財務部などによると、教授は04年9月〜09年12月に納入業者に依頼して実験用器具を購入したように装い、デジタルカメラ約100台と、パソコン約170台を購入。製造番号などから約20台のデジタルカメラが中古市場に出回っていることが判明した。【中尾祐児】
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