自民党の大島理森幹事長は7日午前、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、菅直人新首相に「期待する」との回答が57・3%にのぼったことについて「『小沢隠し』、『小沢仕分け』がすべてだと思う」と述べ、菅氏が閣僚・民主党役員人事で小沢一郎前幹事長ら小沢グループを排除していることが背景にあると指摘した。
同時に「クリーンな政治をやりたいなら、小沢氏の証人喚問を実行すべきであり、それができないのなら『ネコだまし内閣』だ」とも述べ、衆院予算委員会を開き、小沢氏の証人喚問の実現を求めた。
また、参院選への影響については「民主党は小沢氏が底力として存在する。その体質が見えた暁には国民の見方も変化がある」と分析。菅氏自身については「鳩山内閣の副総理として、米軍普天間飛行場の移設問題などを何ら解決してこなかった」と批判した。
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